私の出産記①~陣痛の兆候?前日編~
出産からあっというまに一か月半ほど経ってしまいました。
私の出産は蓋を開けてみればいわゆる「よくあるお産」「安産」で終わったのですが、
私の中では人生最大の修羅場であり、とんでもない経験だったので、
記憶が鮮明なうちに記録しておきたいと思っています。
今はみんな似たような状況だと思いますが、
私も例にもれず、このコロナ禍で家族の立ち合いは一切不可になりました。
また身近で出産した人から
「陣痛は人が経験していい痛みの範囲を超えてるから、無痛対応してるなら絶対に無痛にしたほうがいいよ。お金で解決できるなら積極的に解決したほうがいい。」とアドバイスももらっていました。
一人でお産の痛みに耐えられる自信がなかったこともあり、無痛分娩の希望を出すことに。
事前の説明では
☆38週~39週の健診で子宮口の状態と子宮頚管の熟化の段階をチェックして入院日を決定
とのこと。
38週の健診に行くまでは「最近結構お腹も張るし、きっと入院日も決まっちゃうんだろうな~♪結構開いてるから今日の午後には入院してくださいなんて言われたらどうしよう~♪」とウキウキ状態で病院へ。
健診の結果
・子宮口はガッチガチに閉まってる。入院の目途が立たない。
と言われ、とってもがっかり。
しかも最後の最後になって、高血圧のおまけまでついてしまうという悲しい展開。
赤ちゃんは38週の時点で3000グラムを超えていて、お腹はすでにはち切れんばかりに大きくなっていたので、入院の目途すら立たなかったことに絶望しました。笑
絶望と書くと大袈裟な印象を受けるかもしれませんが、ホルモンがガタガタなせいもあってなのか帰り道うっすら涙が出るくらいにはがっかり。
そんなわけで39週の健診はなるべく期待を持たずに行きました。
またがっかりするのは絶対に嫌だったので。
血圧は多少改善されていたものの、尿たんぱくは±になっていて、またがっかり。
「もう早く産んでしまいたい!!!!!!!!!!」という気持ちの高まりを感じつつ先生の診察へ。
内診をしていただくと「子宮口しっかり柔らかくなっていますよ!来週早々に入院しましょう。」と言っていただき安堵アンド安堵。
その日は木曜日だったため、翌週火曜に入院し水曜に出産という予定を立てていただきました。
一時は一生妊婦なんじゃないかとすら思っていたので、ひとまず妊婦生活の終焉が近付いていることがとにかく嬉しかった。
ルンルン気分でスタスタ歩いて自宅まで帰っていたところ突如お腹が強く張り出して、普通なら15分で到着する家まで25分くらいかかってしまうくらい。
いつもと違う調子に戸惑いつつも、その日は特段なにも起こらずに終了。
ちなみに内診されたときには、いわゆる「内診グリグリ」はされてない状態でした。
翌朝トイレに行くと、生理初日ぐらいの出血が!
ついにおしるしが来たようでした。
変な出血だったらどうしようという気持ちが頭をかすめつつ、「おしるしが来てから1週間以上経ってお産になる人もいる」という情報を見ていたので、あまり期待せずに平常心で過ごそうと決めていました。
お腹の痛み(というより重いという感じが正しかった)がありつつも、陣痛の気配はなし。
生理痛っぽい子宮の痛みというよりは、右側の下腹部の支えがなくなって、重みで痛いという感じでした。
手で支えないと歩くのも一苦労で、トコちゃんベルトを腰に巻いたらすっと歩けるように。
それからやたらと疲れと眠気が強かったのを思い出します。